サクラの季節が終わってしまった‥‥ [日々のつぶやき]

年度末の慌ただしさを引きずったまま5月になってしまいました。
今年は春先に気温の低い日が続いたせいか、サクラの開花が遅れました。
サクラの代表種であるソメイヨシノだけでなく、サトザクラ類の開花も遅れました。
サトザクラとは、オオシマザクラから改良された栽培品種群のことを指すのですが、
一般には重弁(八重咲き)の栽培品種の総称として、ヤエザクラと同じ意味に用いられます。

080423関山.JPG
これは最も目にすることの多い品種、カンザン(関山)です。
遅咲きの品種で、今年はGWまで咲き残っていました。
花の色が濃く重たい印象があることから、あまり好きではないという声も耳にします。

DSCN6283一葉.JPG
これは早咲きの品種、イチヨウ(一葉)です。
早咲きとはいっても、ソメイヨシノが満開の頃に、ようやく咲き始めます。
1本ある雌しべが葉状に変化しているので、この名があります。

090319陽光.JPG
これはサトザクラではないのですが、お気に入りの品種、
ソメイヨシノと同じ頃に咲くヨウコウ(陽光)です。
花弁が大きくて花つきがよく、やや紫色を帯びたピンクの花は明るく華やかで、
ソメイヨシノを背景に咲くと、ひときわ引き立ちます。

かくして今年はもう、サクラの花の季節は終わりなのですが、
この春は何かと慌ただしくて、あまり花を見に出かけられなかったなぁと、
残念に思っているところです。

でもまた季節が変われば、それぞれの季節の花や生きものを追いかけて‥‥
これをもう何年、いや何十年も繰り返してきているのですが、
何だかこれでいいのかなと。
きっと自分の中に蓄積されていくもの、そして更新されていくものが増えていると、信じていよう。
齢50を前にしたつぶやきでした。


緑生研究所の詳細はコチラ
http://www.ryokusei-ri.co.jp/
緑生研究所は、日本経団連の生物多様性民間参画パートナーシップに参加しています。

担当:田中

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